取り外しができて衛生的
常に歯にワイヤーをつけたままのワイヤー矯正は歯みがきが難しく、虫歯になってしまうことがありますが、「インビザライン」の透明なマウスピースは取り外しが可能なため、歯みがきも簡単。マウスピースを洗って清潔に保てるので衛生的です。
透明で目立たない・見えにくい
「インビザライン」のマウスピースは薄く透明なので、ワイヤー矯正と違って目立たず、人からご指摘を受けることはほとんどありません。見分けることができるのは、マウスピース矯正の体験者か、歯科医療関係者くらいです。
痛みや不快感が少ない
「インビザライン」では痛みや不快感はほとんどありません。個人差がありますが、ほとんどの方が抵抗なくお使いになられています。また、ワイヤー矯正のように、ブラケットが当たる部分が傷ついたり、口内炎ができることもありません。
人前に出ることが多い方
透明なマウスピース矯正「インビザライン」は目立ちません。人前に出ることが多い方、周囲の目が気になる方にも、安心いただけるベストチョイスです。
道端アンジェリカさん、中尾拳也さんをはじめ、多くのタレントさん、モデルさんにお選びいただいています。
笑顔に自信を持ちたい方
「歯ならびが良くないので、思い切り笑えない…」
そんなお悩みも「インビザライン」で解決できます。
口元は美容のキーポイント。美しい歯ならびの美しい笑顔は、ビジネスでもプライベートでも、あなたの自信にもつながります。
歯を長持ちさせたい
トータルな健康を重視する方
歯ならびの矯正には一生の価値があります。歯みがきがしやすくなり、ひいては虫歯や歯周病にかかりにくくなるのです。
また、健康な歯でよく噛んで食事することで、全身の健康状態もアップします。噛み合わせの改善で、肩こりや頭痛が解消できたという報告もあります。
ワイヤー矯正 | インビザライン (マウスピース矯正) |
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目立ちにくさ | 裏側矯正はあまり目立ちませんが、ブランケットの出る表側矯正は目立ちます。 | ほとんど目立ちません。 |
矯正具の取り外し | 治療完了まで取り外しできません。 | 自分でマウスピースを取り外しできます。 |
食 事 | 矯正装置をつけたまま食事をとります。 | 食事のときはマウスピースを取り外します。食べ物本来の食感を損なうことはありません。 |
歯みがき・衛生面 | 矯正装置で歯ブラシが届きにくい部分があり、ていねいに歯みがきをする必要があります。 また、ブランケットと口腔内がすれて傷ができたり口内炎になる場合もあります。 |
マウスピースを取り外して、いつも通り歯みがきできます。 マウスピースを洗えるので衛生的です。 また、マウスピースで口腔内が傷つくこともほとんどありません。 |
自己管理 | 特に自己管理の必要はありませんが、ていねいに歯みがきをしないと虫歯のリスクが高くなります。 | 1日20時間(睡眠時間を含む)の装着を自己管理する必要があります。 |
治療の適応範囲 | 対応症例に制限はありませんが、ドクターの判断で矯正範囲が限られることがあります。 | 対応症例に制限はありませんが、システムの種類によって使用できるマウスピースの種類や数、治療期間が限られることがあります。 |
治療期間 | 表側矯正:およそ2年~3年 裏側矯正:およそ3年 |
1日20時間以上の装着:およそ1年~1年半 ただし、治療前の歯並びによって期間が短くなることも長くなることもあります。 |
クリニックの選び方 | 従来からある方法なので、歯科矯正を行うほとんどの歯科クリニックで取り扱っています。 | 比較的新しい治療方法なので、取り扱いクリニックは限られています。 正しい認識と技術を持つドクター選びも大切です。 |
「説明が丁寧」「安心できるカウンセリング」「友人・家族から紹介された」
「豊富な実績」「抜歯しないで治療できた」 など
インビザラインを体験した患者様から
多くの喜びのコメントをいただいています
ワイヤー矯正はドクターが管理して毎月の受診で着け替えますが、「インビザライン」は患者様ご自身で管理して、マウスピースをつけることが必要です。毎食前に外して、毎食後に着けなくてはいけません。その手間はありますが、正しくつけていれば必ず歯は動きます。
1日20時間以上の装着を守ることと、2週間ごとにマウスピースの着け替えを怠らないことが大事です。しいていうなら、この「自己管理が必要」な点のみが欠点といえます。
治療期間については、ワイヤー矯正でも「インビザライン」でも、最初の計画通りにいかないケースはあります。しかし、「インビザライン」では当初の治療計画通りに歯が動いたかどうかを確認して、再度、設計図を作ることができるのは、利点として考えられます。
100万円の治療は高いと思うかもしれませんが、歯磨きもしやすくなるし、歯を失うリスクを避けられるとしたら、一生の価値があります。20才で矯正をして80才まで生きたとして、毎日3回食事をしたとすると、6万5700回の食事をします。すると、1回の食事あたり15円強で矯正できることになります。おいしいものを一生食べるための投資としては決して高くはないのではないでしょうか。
ワイヤー矯正は月1回の受診で着け替えますが、「インビザライン」は2週間ごとに新しいマウスピースに着け替えます。初診で作った設計図から全てのマウスピースを作ることができますが、トルナーレデンタルクリニックでは患者様の万全のケアのため、基本的には月1回(ワイヤー矯正と同じ頻度)の通院をお願いしています。
矯正力については、1か月ごとに一気に締めるワイヤー矯正の方が瞬間的な矯正力は強いといえます。しかし、ワイヤーからマウスピース矯正に乗り換えた患者様からは、『ワイヤーを締めるときの痛みに比べたら、「インビザライン」のマウスピース着け替えはわずかな違和感と痛みしかなく、はるかに良い』という声はいただいています。
インビザラインの場合、マウスピースの作成は全世界共通のシステムで行われていますので、全ての歯型や写真はアメリカで集約され、コンピューターグラフィックを作成し、それをもとにドクターが設計図をコンピューター上で作成します。つまり、設計図を描く作業はコンピューターで行いますが、設計をしているのは歯科医師です。そういう意味では逆に患者さんのご要望を再現することもできます。実際はドクターの経験やイマジネーションに左右されます。欠点といえば、アメリカに資料を提出してから実際に矯正スタートするまでには6週間程度かかってしまいます。ワイヤー矯正の場合この期間はかからないので、スタートは早いと思いますね。なのでその分の期間を短縮できるような設計や技術、経験を持つドクターを選ぶこともポイントだと思います。
ワイヤー矯正もインビザラインなどのマウスピース矯正も、重度の歯周病や極めて高い虫歯のリスクのため矯正できないケースがあります。もちろんトルナーレデンタルクリニックは一般歯科も万全ですので、虫歯や歯周病の治療をしてからインビザライン治療をはじめることができます。
顎関節症についても、多くの場合治療にマウスピースを使いますから、マウスピースを使うことが顎関節症を助長するケースは逆に少ないはずです。
確かに、マウスピースは歯に接着させているわけではないので、マウスピースと歯のすき間に着色物や糖類、酸が長時間停滞すると虫歯になりやすくなります。ですから食べた後はしっかりと歯を磨き、食べかすを残した状態でマウスピースを装着しない。そして飲み物を飲むときにはストローで飲む…。そんな手間があるからこそ、歯磨きの頻度があがって、かえって虫歯になりづらくなりますよ。
マウスピースでも抜歯をするケースはあります。しかし、既存のワイヤー矯正では抜歯して歯の移動スペースを作ることが多かったのに対し、マウスピース矯正の場合は抜歯するケースより、歯を削ってすき間を作り、歯を移動させるケースが多いです。といっても削るのは、歯と歯のすき間を最大で0.5mmです。
矯正以外の場合でも、たとえば虫歯が大きくなりすぎてしまった歯でも、可能なら抜歯を避けたいと思っているかたがほとんどですよね。そう考えると、健康な歯を抜かなくていいことの方がメリットは大きいのではないでしょうか? しかも、もともと隣接面は虫歯の好発部位です。虫歯という点で見ると、アメリカの論文でも、いまだに歯を削ったことで虫歯になりやすくなったという報告はありません。
歯を動かした期間の3倍の期間は歯並びを維持するためのマウスピースをつけていただきます。
歯の移動は骨の吸収と骨の造成により起こります。歯は抵抗の少ないほうに動こうとしますから、造成された骨がしっかりとしてくるまではマウスピースの着用をお願いしています。